Archive for the ‘撮影舞台裏’ Category
WMB 3D: “Nuclear Summer” ファッション写真
WMB 3Dプレミアマガジン特集に向け、有名ファッションスタイリストモニカ・ローズとスウェーデンファッションモデル、テレース・フィスチャーを呼び寄せ、鉱業タウンにて世界滅亡をイメージした写真を撮影しました。最初の3枚はWMBの2Dバージョン、最後の写真(テレースの立ち姿)は3Dバージョンのものです。この写真はファッション界において、大騒ぎを巻き起こしていたので、ブログでも紹介するべきだと思いました。
こちらの舞台裏写真、動画、またWMB 3D第一刊でのフルファッション特集「Nuclear Summer」もお楽しみ下さい。
クレジット:
フォトグラフ by ニック・サグリンベニ
ファッションスタイリスト モニカ・ローズ
メイクアップ by ゲイビー・ラモス
ヘアー by アシュリー・ローズ for ArtMix Beauty
プロダクションスティール by ジョイスパーク for SlickforceStudio
E! News世界一の美女 3Dをブレイクさせる!
E! Newsの素敵な友人のおかげで、秘密が明らかになりました!これで全世界がWMB 3D: 世界一の美女を知ることになります! 生中継でのE! Newsブロードキャストに繋げられたE!オンラインのニュースは、Slickforceサーバーへと膨大な数のアクセスをもたらし、その結果クラッシュ事故まで発生しました。優秀なITチームの活躍で、トラブルも瞬時に解決しました。今となっては幸せなトラブルでした。
PhotoKamp 2 世界の頂上で
先月、私達はロサンゼルスにて、第二回PhotoKampを行いました。今年の生徒達は大変嬉しいことに、アメリカ全土(内二人はPhotoKamp Iの卒業生)から、国外はイギリスからもお越しいただきました。3日間にわたる写真撮影ワークショップでは、プロフェッショナルの撮影器材、照明の扱い方、モデルの先導、様々な場面でのライトの使い方について、写真家を招いて指導を行います。
金曜日の午後、生徒らを引き連れ、超高層ビルで撮影を行いました。そこでは、ロサンゼルスの空を、夕日から夜景までが一望でき、見事なセンサーサイズ、広範囲にわたるラティチュード、望遠力を備えた一般向けにカメラでも、素晴らしい写真を取ることができました。屋上での撮影後、生徒たちへ気楽な質問できる場として、私のチームが事前に用意しておいた室内での夕食へと移りました。
土曜日、SlickforceStudioでプロフェッショナルなグリップ、照明器材についての深いレッスンを行いました。また100ドル以下でも見事な照明器材のセッティングができる安価なオプションも紹介しました。生徒たちが装置や、照明器材の面白さを学び、どんどんと彼らの頭の中に新しい思いつきを浮かべていく姿を見のは私にとっても面白い瞬間です。生徒達は、フォトグラファー、カメラアシスタント/テクノロジー、照明アシスタント、ファンオペレーター(毎回一番人気)の役を順に回しました。二人のモデルがポーズを取り、各生徒は2時間、カメラマンとして、全てのセットをアレンジできます。モデルの衣装を選び、チーム、ヘアー、メイクアップスタッフへの指示、照明、そしてセットの組み立てを経験しました。
日曜日、私達は早めに起床し、モハーヴェ砂漠のUltimate Graveyardへ向かいました。新しく二人のモデルが参加し、彼らのヘアーメイクアップ中に、生徒たちには厳しい日光、極度のコントラストへの対処法、強い風の中での安全な装置の扱い方とジェネレーターの位置について指導しました。生徒全員、砂漠での撮影を大いに楽しんでいました。私が初めてカメラを手にした時と同じで、新しい写真家が素晴らしいロケーションにワクワクした姿を見るのは本当に嬉しいことです。
詳細、更新情報はこちらから! PhotoKamp
ワークショップをコーディネイトして頂いたケビン・セイバレース、暖かく協力してくれたSlickforceStudioスタッフの皆さん、美しい写真を残してくれたジョイス・パークとデリック・エスクリッジ、本当にありがとうございました!
Skechers シェイプアップに向け キム・カーダシアン&クリス・ジェンナーがチーム結成
今年の前半、私はSkechers広告部からインターナショナルShape-Upsキャンペーンのためにキム・カーダシアンとクリス・ジェンナーの撮影依頼を受けました。長年Skechersのファンである私にとって、この仕事はとても楽しみであり、また私の大好きな友人二人との再会にワクワクしていました。
撮影は西ロサンゼルス、5th & Sunset Studiosにて行ないました。多種の音響ステージ、無数のグリップ、照明のオプションなど素晴らしい施設はこの照明オタクの夢を実現してくれました。モニカ・ローズがスタイリングし、ジョイス・ボネリがメイクアップ、そしてクライド・ハイグッドがいつも通り完璧なヘアースタイルを見せました。
キムとクリスは見事な指示、そして彼らの個性をキャンペーンへと充分に表現し、この撮影を大成功で収めました。私の最高のSlickforceStudioは素晴らしいサポートを見せ、私は思わず誇らしい気持ちになりました。ある時インターン生のテレカがキムの靴を褒める場面がありました。数日後、テレカがスタジオに到着した時、先日と全く同じ靴「シェイプアップ」を発見しました。実はなんとその靴はキム自身からのサプライズプレゼントだったんです。
プロダクション写真 by デリック・エスクリッジ & デビッド・リベラ
PhotoKampは情熱的なアーティストへプロのような撮影と照明を指導します!
2010年10月、私のエリートSlickforceStudioチームの支えにより、私は自身初の撮影と照明についてのワークショップを開催できました。数年にわたり、多くの写真家たちが私に、どの照明を買うべきか、私の好きなレンズ、モデルの誘導のしかたなどを尋ねてきました。そのため、Slickforceフォーラムから、メールや無数のフィードバックをワークショップの元となる一つのリストに蓄積し、そこからニック・サグリンベニの PhotoKampは生まれました。
金曜日の夕方、 私たちには親しみのある「Slickforceタワー」にて参加者たちと合流しました。まずは自己紹介を含めた、バーベキューをスタジオチームも含めた全員で楽しみ、その後、写真撮影ビジネスについてのQ&Aフォーラムの時間を持ちました。私は、自分自身の経験や写真家仲間の経験を織り交ぜ紹介しました。参加者はエネルギーに満ち溢れており、すでにこの時点で、このワークショップは素晴らしいものになると確信しました。
土曜日の朝、スタジオ照明を学ぶためSlickforceStudioで再会しました。ここでは様々なタイプの照明やモディファイアのオプションについて指導し、綺麗なモデルたちを使ったデモンストレーションも行いました。最後にカメラマン、カメラアシスタント、照明、ファンオペレーター(意外にも参加者全員から一番人気でした)の役割を順に体験するためクラスを二つに分けました。参加者はファッション、グラマーの両方を撮影し、各参加者は一時間以上のカメラマンとしての全役割のコントロールも体験しました。
最終日曜日、早朝に待ち合わせ、モハーヴェ砂漠のUltimate Graveyardへ向かいました。そこで、この日の新しいモデルたちの紹介が行われました。シンプル、複雑と両方のロケーションでの照明の使い方、自然の光の利用からストロボとリフレクターを使った大スケールマガジンの照明のセッティング方法など、幅広く指導しました。参加者たちが砂漠の撮影に興奮している様子を見るのは、私にとっても非常に面白く、私がこの場所で撮影を続ける理由も思い出しました。私は参加者たちのアートの創造への愛を目の当たりにし、自分自身を振り返りました。そして私はカメラマンにとっての究極の遊び場を作り上げていたことに気づきました。
夕暮れ後、何人かの参加者はミルキーウェイやフラッシュライトによる「PhotoKamp」という文字を相手に、長い露出時間での撮影に挑戦しました。帰り道、私は三日間の集中的な指導を終え、疲れきっていましたが、今回のPhotoKampでの経験がいかに喜ばしく、楽しかったかを感じ続けていました。2011年春の新しい企画も決定しました!私の言葉はそれほど気にしなくても構いません。こちらのPhotoKamp参加者の言葉をお聞き下さい。
「PhotoKampで過ごした週末は私の人生で最高の週末でした。チームスタッフの情熱に驚き、また私たち一人ひとりに丁寧にサポートする姿勢に感動させられました」
ラファエル・ディックルーター
ビジュアルエフェクトアーティスト、Iron Man
「これまで多くのワークショップに参加しましたが、このワークショップのクラスは最少人数で行われ、最高のモデルとともに、予想以上に長い撮影時間を提供してくれました」
ジョン・アガー
フォトグラファー
「SlickforceStudioでの撮影はまるでカメラマンにとってのお菓子屋さんにでもいるかのような気分でした。照明器材、モディファイヤの詰め合わせや、レンズの実験など。その中でも一難の驚きはモデルの人たち!彼女たちはただプロで美しいだけでなく、尽きることのない忍耐を持ち合わせていました!」
カイラ・シュルツ
フォトグラファー
「ニックのチームがアートを創り上げる過程を見ることができ大いに楽しみました。PhotoKampの期間が一ヶ月であれば… … 一生忘れることのない経験です。」
ヘンリー・トンプソン
フォトグラファー
「PhotoKampは私にとって人生を変える経験でした。最高でした。ここで使うことのできた器材を私自身で揃え、使い方をマスターするには何倍もの時間とコストがかかったはずです」
ボン・ジャクソン
アート・ディレクター
カーダシアンのスペシャルクリスマス!
サンクスギビングデイの数日前、重要人物であり、マネージャーであり、女性リーダーでもあるクリス・ジェンナーが私に一年に一度の恒例カーダシアン/ジェンナーファミリーのポートレートの撮影を依頼しました。そして今年もクリスマス前にリリースすることができました。これは私にとっても貴重な体験でした。というのもこの大家族のメンバー全員を一つの部屋で撮影するのは初めてのことでした。
去年から彼らを個々に撮影し続け、彼ら一人ひとりのポーズ、表情、 微妙なニュアンスを把握していました。しかし、今回は笑顔で幸福感を表現してきたこれまでとは違い、ゴシックで飾り気のないものを作りたいと考えていました。そこで、ヴィクトリア紀、上流階級一族の控えめな表情をイメージしました。
私は家族写真は物語を伝えるものだと考えています。 この写真では、カーダシアン/ジェンナーファミリーのここ2年の成長を表現しました。ほんの数週間前に完成した、大きな白黒のマーブルタイル、高い天井、広範囲の階段、カートニーとスコット、クロエとラマールのカップリング、ケンダルのメディア上での注目をしっかりと念頭に置き、メンバーの配置を決定しました。また、彼ら家族の「岐路」の瞬間を撮影することにも、メイソンの初写真と並ぶ程の重要さを感じていました。
想像通りの長時間にわたる家族全員への、ヘアー、メイクアップ、スタイリングも物ともせずスタッフらは素晴らしい活躍を見せてくれました。 まるで、全カーダシアン権力者を一つの部屋に集めただけでは足りないとでも言わんばかりに、ロブのフライトスケジュールは私に家族全体の撮影時間はたった12分間しかないというプレッシャーを与えました。撮影時間が制限された最後の撮影にはドキドキしましたが、その出来栄えから、準備が一番重要であることを再確認することができました。
クレジット:
フォトグラフ by ニック・サグリンベニ
メイクアップ by ジョイス・ボネリ
ヘアー by ロブ・スチッピー
衣装スタイリスト モニカ・ローズ
舞台裏シーン写真 by テレカ・ナジュワン
美女カイリーによりカメラが暴走
先日、ジェンナー/カーダシアンファミリーの中でも最年少、カイリー・ジェンナーの撮影を行いました。撮影はロサンゼルスのSlickforceStudioで行われました。カイリーは姉ケンダルと並ぶプロ気質に加え、素晴らしいルックスとユニークな表現も兼ね揃えていました。このカイリーの初撮影は、撮影に関わった全てのスタッフにとって貴重な経験となりました。新しいモデルの隠された才能を目にする瞬間にはいつも魅了されてしまいます。この写真を見れば、彼女がどれほど撮影を楽しんだかは一目瞭然でしょう。撮影においての彼女の活躍は素晴らしく、また彼女の目は私がこれまでの撮影で見た中でも最高です!
そして、先週、ジェンナー/カーダシアンファミリークリスマスカードを撮影した際、クリスの娘たち、カートニー、キム、クロエ、ケンダルのモデル写真を載せた名誉の壁とともに美しくリフォームされた家を目にしました。そこに私が撮影したショットが載せられているのを見ると誇らしく思えました。そしてカイリーのためのスペースにも、今回の撮影によるショットが載せられ、もうすぐ壁が完成します。
天才スタイリスト、モニカ・ローズのグラマラスなスタイリング、スターメイクアップアーティスト、ゲイビー・ラモス、そしてヘアースタイリスト、アロン・シャロンの活躍には心から感謝しています。素敵な舞台裏写真はSlickforceStudioアシスタント、デレック・エスクリッジによる撮影です。
世界一の美女一家を覗き見 カーダシアンコンフィデンシャル!
2010年3月、私はカーダシアン姉妹に呼ばれ、「カーダシアンコンフィデンシャル」という彼女らの新本の話を聞きました。彼女らは私にその本への撮影を頼み、私ももちろん「yes」で引き受けました。出版社との会談後ではありましたが、本全体を通して使われるイメージの撮影には、より広範囲にわたる写真が必要なのは一目瞭然だったため、私達はその日にすぐさまスタジオにて撮影の計画を立てました。
カーダシアン/ジェンナーファミリーはこれまでに撮った写真は無数にありましたが、彼らが必要としているものは世界が知る「現在のカーダシアン」 の写真でした。そこで私達は、インセプションの夢の中での3段階に似た撮影を工夫しました。まず、普段通りのスタジオをセットし、表紙と本文中に使われるポーズ写真を撮影しました。次に、二人のアシスタントがメイキングショットを撮影しました。その間に、私はカメラを手に、姉妹らが次のショットへのヘアー、メイクアップ準備の場へ押しかけ、和気藹々とした瞬間をカメラに収めました。E!からの広報スタッフがビデオ撮影したキム、カートニー、クロエの撮影現場の舞台裏シーンも本のプロモーションへと使われます。撮影開始から終了まで止まることなく動き続けるハードな一日でしたが、ものすごく楽しく充実した一日でした。
この本は11月23日に発売されます。私は数週間前にコピーを受け取りましたが、完成品の出来栄えには感動しました。「カーダシアンコンフィデンシャル」はレイアウト、プリントすべてプロによって行われた、カタログ仕上げの高品質な一冊です。表紙が少しピンク過ぎるかなとも思いましたが、私はこの本のターゲットである10代女性からは遠く離れた存在でした。この本は棚に置かれるべき一冊でしょう。セイント・マーティン出版チームからの見事な大作です!
クレジット:
衣装スタイリスト – モニカ・ローズ
メイクアップ by マリオ・デディバノビック
ヘアー by フランキー・パイン
アディショナルフォトグラフ by チェリー・ガードナー and デリック・エスクリッジ