Archive for the ‘雑誌撮影’ Category
俳優ランビール・シンとの撮影 — Maxim インディア
この8月、私は第一弾が今週発売になる雑誌の編集撮影の為、ムンバイに戻っていました。ボリウッドが生んだ大スター、ランビール・シンが9月号のカバーを飾ります。 Maxim India カバーでは、本号で最新のスタイルに身を包んだ姿が14ページにもわたり特集されている美しいモデル、エレーナ・フェルナンデスと共演しています。
ランビールとの仕事はとても楽しかった、彼はエネルギーに満ち溢れていてクルー全体を笑わせたり、笑顔にしてくれました。今回の撮影は、バンドラ・ウエストにあるMehboobsスタジオで、以前インドで一緒に仕事をした才能あるクルーと再び撮影することが出来ました。その中には、服飾スタイリストのニキータ・ジャイシンハニも居ました (この ラナ・ダグッバティ カバーを見てみて)、あと、2017年の3月号でシバニ・ダンデカー を担当してくれたメイクアップアーティストのアメリア・ダスワニも。
素晴らしい撮影を実現出来たのは、クルーに恵まれたお陰だと思っています。舞台裏の様子は、以下の画像をご覧下さい。
担当:
タレント: ランビール・シン & エレーナ・フェルナンデス
フォトグラファー: ニック・サングリベニ
スタイリスト: ニキータ・ジャイシンハニ
ランビールのメイク担当: マハディブ・ナイク
ランビールのヘア担当: ダーシャン・イエウォーカー
エレーナのヘアとメイク担当: アメリア・ダスワニ
ランビールのスーツ提供: THE ARVIND STORE
制作クルー: IMRAN KHATRI PRODUCTIONS
BTS 撮影 & ビデオ: リーシ・カーレ
雑誌 Maxim India – プリヤンカ コプラの撮影
先日、私は雑誌Maxim Indiaの7月号の表紙を飾る女優のプリヤンカ コプラ(ABCテレビのQuantico)を撮影するため、ニューヨークを訪れました。バリウッドスターと撮影するのは初めての体験でしたが、彼女はとても美しく魅力的であると同時に協力的でした。
コプラ氏は、雑誌Maxim の世界で最も美しい女性100人の1位に輝いた女性で、3回受賞したのは彼女が雑誌史上で初めてです。私は、彼女と一緒に仕事をして、その訳が少し分かったような気がします。
以下のビデオを鑑賞していただくと、撮影の裏側をご覧頂けます。ニューヨークで私を支えてくれたチームに感謝して。 この撮影についての最新映像のリリースをお楽しみに!
写真: ニック サグリンベニ
スタイリスト: クリサナ ソテロ ウォールグループ
ヘア: テッド ギブソン
メイク: ステファニー バーンズ
カイリー18歳に: カイリー・ジェンナーベストショットランキング
18歳を迎えるまでにここまで多くのことを達成した人は彼女以外にはなかなか見つけることができません。すでにファッションスター、TVスター、Balmainモデル、Snapchat中最も人気のある人物、カイリー・ジェンナーには数多くの輝ける瞬間がありました。
そんな彼女がプロとしての初撮影を行ったのは5年前のこのスタジオです。SlickforceStudioチームは流星の如き彼女の成長に少しでも貢献できたことを、心から誇りに思います。その後ジェンナーは何度も私たちのカメラの前へと戻ってくることとなりました。
先月、カイリー・ジェンナーのイメージランキングを皆さまから募集させていただきました。皆さまの御応募を集計した結果、トップ5はこうなりました。こちらをクリック。
さらなる詳細、フルギャラリー、未公開動画はタイトルをクリックからどうぞ。それでもまだまだカイリーを見たいという方のために、こちらでこれまでの撮影全てを公開しています。
ジェンナーの18回目の誕生日が素晴らしい一日となるよう、また彼女のさらなる成功を祈ります。それではランキング発表!
5. Kendall & Kylie’s First Team Up at SlickforceStudio
ケンダルとカイリーを一緒に撮影したのはこれが初めてではありませんでしたが、全てを3D撮影というのは初の経験でした。最終イメージと撮影のメイキングはこちらから。
4. Kylie Jenner: Day One – Kylie’s First Shoot
カイリー・ジェンナーが私のレンズに飛び込んできた歴史的な初撮影。これ以上ない輝きです。初撮影からのイメージはこちらから。
3. Arthur George Socks for Neiman Marcus
上の動画や未公開動画からも見れるように、この撮影は本当に面白さに溢れたものでした。ファイナルキャンペーンイメージはこちら。
2. OK! Magazine Spring Fashion Feature
美しく、明るく、そして元気いっぱい。ケンダル&カイリーのフルOK!ショットと未公開シーンはこちら。
1. WMB 3D: Kendall & Kylie at Ultimate Graveyard
砂漠での撮影となったWMB 3D: World’s Most Beautifulの中でも最高の仕上がりと言っても過言ではないでしょう。アルティメイト・グレーブヤードの裏側はこちらからどうぞ。
いかがでしたか?もっといいのがあるって?それではあなたのお気に入りの一枚をこちらからお知らせください!
Lighting Setup 2.0 – クリス・アンダーソン, クイーン・エステル & DJ ミーガン・ダニエルズ
Mastering Lightingのリリースに伴って、NickSaglimbeni.com中のイメージなどへライトニングテクニックについてたくさんの質問を頂いています。上のイメージは非常に話題になり、私のブログの中でもトップ5のレビュー数を誇る一枚だけあって、特に多くの質問が集中しています。
NBAスターのクリス・アンダーソン、ブロンドビューティーの女王エステル・ハヌカ、DJミーガン・ダニエルズという豪華の顔ぶれが人の目を惹きつけるのはもちろんですが、大多数の質問はライトニングとセット、またいかにこのような仕上がりにできたのかというものばかりです。そこで今回、詳細をまとめたグラフを用意しました。ライトニングセットアップ2.0とでも呼びましょうか。(実際かなり役立つはずです)
Rebel Inkから雑誌の表紙と10ページの撮影を依頼されました。お気づきの方もいるかもしれませんが、イメージの元となったのは、ニルヴァーナのSmells Like Teen Spiritのプロモです。一般の器材などを抜きにしても、SlickforceStudioのセットがあれば何もないスペースでも充分撮影ができるため、私たちはまずコンクリートのフロアにシートを広げ、モデルたちの背後にバックボードを設置しました。
モデル3人ともがブロンドで真っ黒の衣装を着ての撮影といいうことで、バックライトが彼らの髪には効果的だと考え、缶の裏側の光を隠すように、彼らを左右から挟む形をとりました。この撮影には、スペースを凝縮し、全ての要素をタイトなフレームに詰め込むため、Hasselblad 503CWの180mmレンズを使用しました。さらに、反射させるようにコンクリートを水で濡らし、フロアに三つ目のバックライトをカメラに向けて設置しました。(このライトはモデルで隠れていますが、これによりハイライトを作り、最大限のコントラストが表現されています)
今度は私から質問です。もし身長2m級のアスリートと超絶美人のブロンドモデル二人がガレージにいるとしたら、あなたならどのように撮影しますか?
この記事があなたの役に立てば光栄です。またさらなるライトニングの詳細を知りたいという方はこちらから。Mastering Lighting: Volume One
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未公開舞台裏ショット マリカ・シェラワット for WMB 3D
マリカ・シェラワット出演の映画「Dirty Politics」が公開間近へと迫るとともに、ボリウッド時代のマリカを砂漠へと連れ出しWMB 3D: World’s Most Beautifulの撮影を行ったときのことを思い出しました。そのときの舞台裏イメージ(と動画は下)をアップしときましたので、前回見逃したという人はお楽しみください!
WMB 3D: Mallika Sherawat scorches the desert from ニック・サグリムベニ on Vimeo.
WMB 3D: ナサシン・マンディ – カルチャーカメレオン
From WorldsMostBeautiful.com:
三拍子揃ったナサシン・マンディがモデル、演技、音楽おいて注目を集めています。彼女はそのすべていかにも簡単そうに成し遂げます。新星女優また同時に歌姫である彼女はWMBに対し、彼女のキャリア、人生、そして変わりつつある中東女性の声をさらけ出しました。
WMB:あなたは役者としてのキャリアをニコロデオンの健全なティーンショーでスタートしました。ところが、最近ではあなたの写真が非常にセクシーになってますよね。この一般向けから17歳以上指定への移行のプロセスを説明して下さい。
ナサシン・マンディ:(笑)なりたかった人物像へと進化しているの。自分の性に不安は無いし、ものにはやり方があることも理解している。セクシーかつ上品であることもできるわ。
詳細とナサシンの全体画像はiPhone/iPad、 AndroidのWMB 3D #3とCollector’s Printにて
CREDITS:
フォトグラフィ by NICK SAGLIMBENI
メイクアップ by ゲイビー・ラモス・トレール
ヘアー by アル・イングラム
衣装スタイリスト:サラ・ウォルナー
プロダクション・スティル by デリク・エスクリッジ for SlickforceStudio
WMB 3D: Nazanin Mandi – Culture Chameleon from Nick Saglimbeni on Vimeo.
WMB 3D #3 果てへの冒険 バーニングマンへ
炎が近づいている。バーニングマンに行ったことのあるものはみな、それが写真やブログでは表せないような、忘れ難い色、炎、そして星のサーカスであることを知っています。そう言われると、わたしは燃えるのです。
今週、つまりは毎年8月の最終週、何千、何万という「バーナー」たちが、バーニングマンのためにネバダの北にあるブラックロック砂漠へと移動します。一週間続くこの祭は、不毛の景観をアートと表現、展覧会の中心へと変貌させます。WMB 3D: 世界一の美女の第3版では、初心者向けに、バーニングマンの独特な世界を超現実的にお見せするため、24時間のフォトジャーナルを3Dでお送りします。
経験豊富なバーナーたちには、プレーヤーとしての全く新しい経験をこちらでしてもらえると思います。WMB 3D 第3版は、iPhone、iPad、Android端末、印刷版に対応しています。
アートクレジット:
フォト by ニック・サグリンベニ
変化の寺院 by インターナショナル・メガトロポリス アートクルー
前を向いて by クリスチャン・リストゥ
H.A.T.U. by テッラ・クロンシー
パラレルライフ by ジョン・ハガー
トロイの木馬 by ダグラス・ベヴァンズ
トラベログ:モロッコ Ⅲ- サハラ砂漠をトレッキング
大都市での生活が慌ただしいものになると、地球上のどこかに神聖な場所を見つけ、リラックスしながら自分のリセットスイッチを切り替えたくなるものです。わたしにとっての神聖な保養地のひとつが、モロッコの東南、サハラ砂漠の奥深くにあり、ベルベル人の遊牧民である友人が暮らしています。
北アメリカの砂漠地帯の静穏さは類い稀なものです。実際、完全な静けさというのを経験したのは思い出す限りここだけです。砂たちはこっそりのぞいたりしませんから。その壮大な砂丘に目を向けると、ひとつひとつが荘厳であるのはご想像いただけるでしょう。わたしは遊牧民の友人とアルジェリアの国境沿いをラクダに乗って旅しました。途中で仮設キャンプやテント村に立ち寄ったり、ヤシの木が生い茂り(砂漠基準で)小川が流れる本物のオアシスでのどを潤したりしました。
今回の訪問には、WMB 3D: 世界一の美女 用に素晴らしい景色をとらえるため、3Dカメラを持参しました。モロッコの魔法の全貌をご覧になりたい方は、iPhone、iPad、Android端末、コレクターズエディション印刷版をお手に取ってみてください。
ギャラリーインデックス:
1-5: 野生のらくだとエルグ・シガガの砂丘
7-9: 遊牧民ブオノ村のテント
10-14: サハラの夕焼け時にいただくタジンとお茶
WMB 3D: ケンダール&カイリー・ジェナー アルティメット・グレイブヤードにて
WMB 3D:世界一の美女の第3版では、この世の終わりを思わせるような記憶に残る一枚を撮るため、わたしが推す期待の若手スター2人をアルティメット・ブレイブヤードへ連れ出しました。ケンダールとカイリー・ジェンナーのファッションには、類い稀なる才能を持つモニカ・ローズが、腐敗するロケ地のイメージを補完するようなすばらしいスタイリングを披露。
メイキング中の舞台裏の様子と、フォトグラファー ジョイス・パークによる素晴らしいプロダクションイメージがこちら。WMB 3D第3版はiPhone、iPad、Google Playで絶賛公開中。撮影を至近距離で体感するにはビデオも要チェック!
クレジット
フォト ニック・サグリンベニ
スタイリング モニカ・ローズ
メイク ギャビー・ラモス・トーレル
ヘアジェイコブ・シャーウッド
スチール ジョイス・パーク for SlickforceStudio
伝説と戯れる:ポール・オーケンフォールドをWMB 3Dに迎えて
憧れの人に会えるのはフォトグラファーの特権の一つ。わたしは1990年代の初めからポール・オーケンフォールドの音楽を聴いています。実際、彼はその頃最もニッチで良い音楽をつくっていた貴重なアーティストの一人です、少なくともアメリカではニッチでした。エレクトロ・ダンス・ミュージックの創設者の一人として、オーケンフォールドは最近ではポップミュージックに取って代わられたいくつかのジャンルを生み出しました。EDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)と、ハウス、トランス、アシッドジャズなど、たくさんの派生・サブジャンルはわたしがAmiga 500でコンピューターアートをいじくりまわしていたデジタルアーティストとしての初期の頃のサウンドトラックでした。
オーケンフォールドさんは親切にも、ラスベガスのコスモポリタンホテルでのライブパフォーマンスの間、WMB 3Dのために彼の冒険を追いかけて写真に収めることを許可してくれました。想像通り、パフォーマンスも観客もとても刺激的で、この長年のトランスファンにとっては、夢の叶った瞬間でした。
数週間後に雑誌の取材で伺うと、ポールは同じようにオープンで、彼の親切に触れて草分け的な存在のDJへの尊敬の念がいっそう深まりました。 iPad、iPhone、Android、リミテッドエディションのコレクターズ印刷版WMB 3D:世界一の美女でポール・オーケンフォールドの8ページにわたる特集をお楽しみください。
WMB:あなたにとってターニングポイントは何だったのでしょう。
ポール・オーケンフォールド: 僕は友達がパーティー三昧の間、シェフとしてトレーニングをしてた。お昼時は10時から3時まで、夜は5時から11時まで、毎日それの繰り返し。それはもう一生懸命働いてたね。20歳になって友達がみんな人生を楽しんでるのを見た。だから試験に合格した直後、自分にこう言ったんだ。「人生はこんなことをしているには短すぎる。音楽をつくる夢を追いかけなければ。もしもだめならそれはそのときだ。いつだって戻ってシェフになることだってできる」
人生において何度か岐路にぶち当たることがある。ほとんどの人にとってそれは家を出るとき。家にのこってママのかわいいぼっちゃんでいるか、厳しい世界に飛び出していくか?家に残るのはもちろん簡単だけど、出て行かないこともわかってる。一生後悔してこそこそと生きていくことはできないからね。失敗したっていいんだ。誰にだってあることだから。でももう一度自分を奮い立たせて挑戦しなければならない。成功とは挑戦することだ。君は取り乱して「僕にはできない」なんて言うかもしれない。でも挑戦している時点で、もうそれは成功なんだ。失敗しているのは挑戦もせずにただ一箇所に30年間も座り続けて「こんなことをやってやる」だとか「あんなことをやってやる」だとか言ってるやつら。そういうやつらは必ず目が覚めて「人生を無駄にしてしまった」と気がつくと、暗い瞬間に直面するんだ。
スタジオ54にこっそり侵入していたりと、初期の頃は悪名高いことで有名ですが。問題児だったんでしょうか?
いやいや、問題児なんかじゃなかったよ。僕はただ若くしてニューヨークに来て、その一部になりたかっただけ。興味をそそられてたんだ。でもクラブに立ち入るにはまだ若かったから、いろんな手を使ってなんとかもぐりこもうとしてた。プエルトリコ人のハーレムの床で寝たりなんかして。お金は無かったけど、その場の空気にインスパイアされた。クラブの中で何が起きてるのか知りたかったんだ。あれは僕の人生において重要な瞬間だったよ。「さあいよいよだ。」僕は偽のIDをゲットしたし、このイギリスなまりがプラスに働くという自信があった。イギリスではIDが無いから、顔を見て「だめ」と言われてしまうけど、アメリカではIDを見せて「僕です」とイギリスなまりで言えば一発さ。
ニューヨークのすぐあと、1987年に誕生日を祝いにイビザに行ったことは有名ですね。この旅行がアシッドハウスの歴史を定義する瞬間として広く認められています。言い換えればトランスの誕生です。何がこの一大旋風を巻き起こしたのでしょう?
きっかけはいくつかあったね。僕の友達がそこにいて。そのシーンは何か新しくて特別な感じだったんだけど、僕はニューヨークで過ごした時間のおかげで既に慣れたもんだった。有名なクラブのオープニングだったんだけど、星空の下で踊るような種類のクラブね。ドラッグと、音楽。伊ビザは音楽の遊び場だった。だから僕は旗を手にもって戻り、「これが僕らがやろうとしていたことだ…」と言ったんだ。
25年という短い間にエレクトロミュージックはそこかしこで聞けるようになりました。ヒップホップにも、ロックンロールにも、ポップにも入ってますよね。何が起こったんだとお考えですか?
今、ハウスミュージックというのはポップミュージックだ。主流のエレクトロ・ダンス・ミュージック(EDM)こそが僕らが80年代にハウスと呼んでいたもの。ラジオから流れてくる音楽は全てEDMに基づいている。ハウスは完璧に主流になってしまったね。
あなたは何にわくわくしますか?
今このとき、まさに自分の現在地だね。みんなの目がこっちを向いていて、僕たちは世界に誇れるものをつくらなきゃならない。僕たちの世界、エレクトロの世界に生きるには良い時代だよ。
若い読者に何かアドバイスはありますか?
ああ、アドバイスならたくさんあるよ。一生懸命働き、自分自身に集中し練習しな。君の時代はやってくる。何においても人生で一番になりたいのなら、練習しなきゃならない。最近の若者のだめなところは、ただ有名になりたがるけど、頑張るのは嫌で、そのために時間を割かないところだ。これは昔はアメリカにおいてだけ言えたことだけど、今じゃ世界中に広まっちまってる。