Archive for the ‘トラベルログ’ Category

美しくも消え行くケニアの野生動物

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Majestic white rhinoceros emerges at sunset to eat.

この夏には大規模ばトラベルログを投稿しようと計画していたのですが、世界有数の稀少な生物を対象としたハンティングへの注目、またキタシロサイの残りの生存数が4頭になってしまったというニュースにちなんで、ケニア旅行中に撮影した野生動物ギャラリーを紹介したいと思います。

これはずっと言い続けてることですが、もし人生のうちに一回だけ旅をするのであれば東アフリカを選ぶべきでしょう。それが留学でも、ハネムーンでもあるいは退職後の自らへのご褒美でも構いません。この地以上にフレンドリーで自然な美しい人々や幸せそうな動物たちに出会える場所は地球上にはないでしょう。ここで言う幸せとは飼いならされた犬があなたに向けて見せる類のものではありません。自然の動物です。彼らは自らの親に育てられ、生まれ持った自然の習性に従って生き、愛し、じゃれあい、リラックスするのです。彼らのそういった姿は間違いなく完全と呼べるものの一つです。

今では良き友人でもある、Vumbi Jeep Safarisのサファリガイド、アリ・カーンには心から感謝しています。素晴らしい経験をさせていただくことができました。彼は文句なしにケニア一のサファリガイドです。

さらなる詳細はこちらからどうぞ。

Photos by Nick Saglimbeni and Joyce Park
Large images above and below: Descriptions in captions
Thumb Gallery: Click to enlarge, descriptions on full-size

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Hippopotami pod watches and waits.

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Young Thomson’s Gazelles grazing on the plains.

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Baby baboon hitches a ride on mother’s back

トラベルログ: イタリア – ピサと ドゥオモ広場

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イタリア、ピサは初めて訪ずれた者でもどこか懐かしさを覚える、そんな場所です。小さい頃から馴染みのある傾いた塔も現地にて間近で見てみると想像を絶する迫力。

つい先日、ピサ訪問の機会があり、傾いた塔の驚きの建築構造に目を奪われました。ピアッツァ・デイ・ミラーコリ(ドゥオモ広場)は、ドゥオモ(カテドラル)、大聖堂、ピサの斜塔を含む、中世ヨーロッパ建築 (1064 ~1391 建造)を代表する城壁で囲まれた町です。

斜塔に登るだけでも、ひとつの大冒険でした。石作りの狭い螺旋階段が8階まで続き、その後はようやく人ひとりが通れるほどの狭い通路が続きます。もちろん閉所恐怖症の方にはたまりません。頂上は広場そして街全体が見渡せる絶景のビューポイントです。

私が近づいていることを雷雲が察したのか、撮影を開始した頃には大きな黒い雲たちが姿を現しました。雰囲気作りには絶好の天候、大感謝です。

撮影 by ニック・サグリムベニ. © Slickforce Inc. All rights reserved.

トラベルログ: イタリア – ベネチアカーニバルの仮面舞踏会

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今週は世界中でカーニバルが開催されました。ほとんどの場合、年に一度の5日間に渡るイベントは歴史のある場で行われます。ブラジルやニューオリンズで開かれるパーティーが物凄くワイルドなのに対し、イタリア・ベネチアのパーティーはその姿を究極の仮面舞踏会へと変貌させます。

先日ベネチアのカーニバルに訪れる機会があったのですが、それは本当に夢のような体験でした。サンマルコ広場の巨大な操り人形、丸石で並べられた道の上に並ぶ魔法使いたち、仮面舞踏会優勝者たちのアート、街灯に怪しく照らされた小道から現れる芸術家たち。どこを見渡しても目に映るのはパーティー一色です。

しかし一番驚愕なことと言えば、舞踏会参加者たちがそのキャラクターを貫き通すということでしょう。仮面舞踏会がお好きな方、私が宣言します。これがあなたの求めているものです。ベネチアでは目を瞑ってる暇などありません。

トラベルログ: インド – チェンナイのContus へ訪問

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ここ5年の間に SlickforceStudioをオンライン上で支える企業の仲間は驚くほどの成長を見せました。彼らのおかげで私たちは今、クライアントや顧客ともより効率よく接することが可能になり、顧客の分布も世界中へと広がっています。このように支店をもうひとつ作る際には大規模なサーバー、バグ修正のためのプログラム、テクニカルサポートなどが必要となります。

2008年、私はSlickforceStudioウェブサイトの書き換えのために、Contus Indiaと契約を交わしました。当時、アーティスティックかつクリーンなギャラリーを求めていた私のもとに、彼らは完璧に仕上げられたサムネイルを提供してくれました。そのサムネイルは今現在も使用中です(興味のある方はこちらから)。6年後の今、彼らはSlickforce.comNickSaglimbeni.comMelanie Iglesias StoreWMB3D.com、他にも多くのウェブサイトを支えてくれるようになりました。そして今回のインド旅行の際には、私たちのために世界への架け橋となってくれている彼らに実際に会い、感謝の気持ちを述べたいと思いました。

チェンナイにあるContusオフィスへと到着し彼らの会社を目にしたときには、その成長の大きさに目を奪われました。2008年にはたった5人のチームだったのにも関わらず、今では社員の数も100人以上へと増え、またアプリ開発部、3D部、バーチャルモーション兼モバイル部まで併設するまでに至っていました。私の訪問にも快く対応して頂いたこと、そしてこれまでスカイプやメールを通じて共に仕事をしてきた仲間とやっと顔を合わせることができたことは本当に嬉しく思います。彼らの働きを推薦することはもちろん、これからも彼らとは長く仕事ができればと考えています。

 

PHOTOS:
1: マネージングディレクター、スリラム・マノハラン、プログラミングスーパーバイザー、ラジェシュ・ラヴィチャンドラ、チーフオペレーティングオフィサー、バラ・ムルガン
2: 右下から時計回り – スリラム・モノハラン、バラスブラマニヤム・カンダズワミー、ティアグ・ラダクリスナン、アマル・ラジ.U 、バラ・ムルガン、ディネシュ・クマール・サウンダラハン、私
3: 仕事に取り組むContus チーム

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トラベルログ: インド – ゴアでののんびり生活

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1月の終わり、私がここ数年に渡っていつかは訪れてみたい願い続けてきた地、インド・ゴアに訪問する機会がありました。ポルトガルの植民地だった時期もあり、また他のインドの町とは完全に異なる雰囲気を持つゴアにはそのトランス音楽、ビーチパーティーやヒッピーカルチャーを求めて世界中からの旅行者たちが押し寄せます。

夜のゴア、特にパロレムとアゴンダの南辺りは穏やかなムードに包まれます。私はほとんどの間、ビーチに広がるトロピカルな村での散歩や、海でのカヤックをしていました。激しいパーティーか何かかと思い近寄ってみると実は結婚式だったこともありました。それでも一番の思い出は野生の牛と共にビーチに座り込み、夕日を見つめている時間です。この経験はロサンゼルスでの忙しい(それでも一生続けていきたいと思う)日々から自らをリフレッシュするいい時間となりました。

動画: PhotoKampドイツの振り返り

去年の夏、私たちはドイツにて撮影、照明についてのワークショップを開催しました。これはその時の素晴らしいロケーション、美しいモデル、そして次世代の才能あるカメラマンたちです。(PhotoKamp ドイツの写真はこちらから)

PhotoKamp 2014が4月6日ロサンゼルスにて開催されます。PhotoKamp.comであなたの夢を実現させましょう!

Luminanz Studioを提供してくれたカーステン・サイモン、そしてこの動画作成に協力してくれたステファン・ラスク、ベネッサ・ソフィー、ジョエル・ラウルなど素晴らしいフォトグラファーの皆さん本当にありがとうございました!

WMB 3D #3 果てへの冒険 バーニングマンへ


炎が近づいている。バーニングマンに行ったことのあるものはみな、それが写真やブログでは表せないような、忘れ難い色、炎、そして星のサーカスであることを知っています。そう言われると、わたしは燃えるのです。

今週、つまりは毎年8月の最終週、何千、何万という「バーナー」たちが、バーニングマンのためにネバダの北にあるブラックロック砂漠へと移動します。一週間続くこの祭は、不毛の景観をアートと表現、展覧会の中心へと変貌させます。WMB 3D: 世界一の美女の第3版では、初心者向けに、バーニングマンの独特な世界を超現実的にお見せするため、24時間のフォトジャーナルを3Dでお送りします。

経験豊富なバーナーたちには、プレーヤーとしての全く新しい経験をこちらでしてもらえると思います。WMB 3D 第3版は、iPhone、iPadAndroid端末印刷版に対応しています。

アートクレジット:
フォト by ニック・サグリンベニ
変化の寺院 by インターナショナル・メガトロポリス アートクルー
前を向いて by クリスチャン・リストゥ
H.A.T.U. by テッラ・クロンシー
パラレルライフ by ジョン・ハガー
トロイの木馬 by ダグラス・ベヴァンズ
 

トラベログ:モロッコ Ⅳ – サハラの月

モロッコのサハラ砂漠、エルグ・シガガで遊牧民の友人たちといるとき、日没後に砂丘を登りたいという想いがこみ上げてきました。どこからも光の妨害が無く、そんな中で天に向かって星をみつめることは、本当の意味で浮世離れした経験になることは明らかでした。

そういうことで、暗闇の中、一人でカメラと水の入ったボトルだけを持って砂丘に向かって歩き始めました。人工的な明かりがどこにもありませんから、迷子になるのは簡単です。暗闇の中で、砂丘はどれも同じに見えました。

一番高い砂丘の頂上に着き、空を見上げると、今まで見たどんな星よりも明るい星がありました。それを写真に収めようと最大限努力しましたが、これは先に言っておかなければなりません。ことばも、ここでいう写真でさえも、自分の目で見るということを表現することはできません。数時間すると、月が地平線から姿を見せ、砂の山を照らしました。みなさん、人生に一度で良いですから、砂漠で星を眺めることをおすすめします。世界が変わりますよ。

以上で4パートにわたったトラベログもおしまいです。わたしを自らの国に歓迎してくれた素晴らしい友達であり、ガイドであるカリム、ヨセフ、タレク、ブラヒムに感謝します。WMB 3D第3版ではわたしの冒険を3Dでお楽しみいただけます。iPhone、iPadAndroid端末限定コレクターズエディション印刷版でどうぞ。

トラベログ:モロッコ Ⅲ- サハラ砂漠をトレッキング

大都市での生活が慌ただしいものになると、地球上のどこかに神聖な場所を見つけ、リラックスしながら自分のリセットスイッチを切り替えたくなるものです。わたしにとっての神聖な保養地のひとつが、モロッコの東南、サハラ砂漠の奥深くにあり、ベルベル人の遊牧民である友人が暮らしています。

北アメリカの砂漠地帯の静穏さは類い稀なものです。実際、完全な静けさというのを経験したのは思い出す限りここだけです。砂たちはこっそりのぞいたりしませんから。その壮大な砂丘に目を向けると、ひとつひとつが荘厳であるのはご想像いただけるでしょう。わたしは遊牧民の友人とアルジェリアの国境沿いをラクダに乗って旅しました。途中で仮設キャンプやテント村に立ち寄ったり、ヤシの木が生い茂り(砂漠基準で)小川が流れる本物のオアシスでのどを潤したりしました。

今回の訪問には、WMB 3D: 世界一の美女 用に素晴らしい景色をとらえるため、3Dカメラを持参しました。モロッコの魔法の全貌をご覧になりたい方は、iPhone、iPadAndroid端末コレクターズエディション印刷版をお手に取ってみてください。

ギャラリーインデックス:
1-5: 野生のらくだとエルグ・シガガの砂丘
7-9: 遊牧民ブオノ村のテント
10-14: サハラの夕焼け時にいただくタジンとお茶

トラベルログ:モロッコの魔法、パートⅡ – シャウエン

モロッコへの一番最近の旅行で、シャウエンという素晴らしい街を訪れました。はがきやオンラインで作り出された青い街の写真を見たことはありましたが、それを間近に見るというのは全く違った経験でした。その町はリフ山脈の麓、ちょうど北モロッコはタンジェの内陸に位置します。1471年につくられたシャウエンは、今では3万5千人ものモロッコ人の故郷です。

上の写真だけだと分からないかもしれませんが、町全体が青に塗られているのです。本当に、全部がです。家も、戸口も、歩道も…そしてそれぞれ色合いに微妙なバリエーションがある。見た目のすばらしさはもちろんですが、まさか青い街を歩き回ることに催眠術的な癒しの効果があるとは予想していませんでした。アニメの中にいるような気分だし、平和な紺碧の路地を彷徨っている間はネガティブなことを考えるなど不可能です。

もうすぐ発売のWMB 3D:世界一の美女 第3版では、カラフルなシャウエンをまるでその場にいて、迷宮と出入り口で迷ってしまったかのような臨場感でお楽しみ頂けます。ガイドのカリム・ティバリ、タレク&ヨセフ・ターナー、ムスタファ・エル・ハブティには、この魔法のような町をわたしのためだけに案内してくれたことを感謝したいと思います。WMB 3DはこちらのSaglimbemi Store で手に入れよう!

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