Archive for the ‘WMB 3D: 世界一の美女’ Category
未公開舞台裏ショット マリカ・シェラワット for WMB 3D
マリカ・シェラワット出演の映画「Dirty Politics」が公開間近へと迫るとともに、ボリウッド時代のマリカを砂漠へと連れ出しWMB 3D: World’s Most Beautifulの撮影を行ったときのことを思い出しました。そのときの舞台裏イメージ(と動画は下)をアップしときましたので、前回見逃したという人はお楽しみください!
WMB 3D: Mallika Sherawat scorches the desert from ニック・サグリムベニ on Vimeo.
新 Saglimbeni Channel トレイラー
The Saglimbeni Channel では地球上最も美しい女性たちとの最高にエキサイティングな撮影現場の裏側を公開しています。新作動画はもちろん、SlickforceStudio, SlickforceGirl, WMB 3D: World’s Most Beautiful, The Melanie Iglesias Store, ケンダル&カイリー の動画もこちらから。YouTubeとVimeoの購読もお忘れなく!
プロフィール: SlickforceStudio をリードする女性達
「愛する仕事を選びなさい。そうすれば人生で一日たりとも働く必要はなくなる」という孔子の有名な言葉があります。しかしこの言葉が本当に意味するものとは、仕事をどれだけ愛するかが、共に仕事をする仲間にも大きな影響を与えるということ。(孔子さん、素晴らしい言葉です)今年はSlickforceStudio が10周年記念を迎えるということは、ある二人のレディも記念日を迎えるということです。
先週、フォトグラファー、またレタッチ使いでもあるジョイス・パークがSlickforceへの参加から7年となる記念日を祝いました。私は彼女を面接した際に言ったことばを未だに覚えています。「うちはたくさんの女性を撮影しています。彼女らのセクシーの服装を撮影することも多くありますが、それでもよろしいですか?」彼女はこの言葉に対しクスクスと笑い、頷きました。その翌日はSlickforceStudioの歴史の中でも最高の決断を下した日となりました。そして今彼女はポストプロダクション・スーパーバイザー兼アソシエイト・フォトグラファーとして活躍してくれています。
5月、セレブリティー・フォトグラファー、クリスチャン・アリアスにとっての6年目がスタートしました。クリスチャンがSlickforceに加わったのはBrooks Institute of Photographyを卒業直後のまだインターン生の頃でした。その後彼女はすぐに正社員としての契約を交わし、フォトアシスタント、そしてリードアシスタントとして働くこととなりました。彼女は私たちの照明係と協力する仕事も多くあったため、私たちにとっては彼女がうちのカメラマンになることは極自然なことのように思いました。私が最初に彼女にうちで働くように尋ねた際、彼女の返事はノーでした。しかし、今では彼女が撮影したマガジン、本の表紙の数は25以上にも上り、また有名人のクライアントも多く受けもっています。
彼女らはハリウッドスターらを相手に何千枚、何万枚という数の撮影、レタッチを繰り返してきました。私は幸運にもこれまで彼らと仕事をすることができました。そしてこれからも彼らのいない Slickforce なんて考えられません。彼らの仕事ぶりはもちろんですが、それ以上に彼らのキャラクターは本当に尊敬に値するものです。二人とも素晴らしい人間性の持ち主で、彼らのようなアーティストと共に仕事ができることを心から感謝しています。
彼らの見事なポートフォリオはこちらから(クリスチャン・アリアス、ジョイス・パーク)。二人がSlickforceを選んでくれたことは本当にありがたいことです。私の仲間を好きなあなたも、ラッキーの人でしょう。ですが、私にはこの二人がいることを考えれば、私はこの地球上で最もラッキーな人物な一人であることは間違いないでしょう。
写真: WMB 3D用の撮影にて。クリスチャン、ジョイスとケビン・ハート.
フォト by デレック・エスクリッジ for SlickforceStudio.
WMB 3D: ナサシン・マンディ – カルチャーカメレオン
From WorldsMostBeautiful.com:
三拍子揃ったナサシン・マンディがモデル、演技、音楽おいて注目を集めています。彼女はそのすべていかにも簡単そうに成し遂げます。新星女優また同時に歌姫である彼女はWMBに対し、彼女のキャリア、人生、そして変わりつつある中東女性の声をさらけ出しました。
WMB:あなたは役者としてのキャリアをニコロデオンの健全なティーンショーでスタートしました。ところが、最近ではあなたの写真が非常にセクシーになってますよね。この一般向けから17歳以上指定への移行のプロセスを説明して下さい。
ナサシン・マンディ:(笑)なりたかった人物像へと進化しているの。自分の性に不安は無いし、ものにはやり方があることも理解している。セクシーかつ上品であることもできるわ。
詳細とナサシンの全体画像はiPhone/iPad、 AndroidのWMB 3D #3とCollector’s Printにて
CREDITS:
フォトグラフィ by NICK SAGLIMBENI
メイクアップ by ゲイビー・ラモス・トレール
ヘアー by アル・イングラム
衣装スタイリスト:サラ・ウォルナー
プロダクション・スティル by デリク・エスクリッジ for SlickforceStudio
WMB 3D: Nazanin Mandi – Culture Chameleon from Nick Saglimbeni on Vimeo.
WMB 3D #3 果てへの冒険 バーニングマンへ
炎が近づいている。バーニングマンに行ったことのあるものはみな、それが写真やブログでは表せないような、忘れ難い色、炎、そして星のサーカスであることを知っています。そう言われると、わたしは燃えるのです。
今週、つまりは毎年8月の最終週、何千、何万という「バーナー」たちが、バーニングマンのためにネバダの北にあるブラックロック砂漠へと移動します。一週間続くこの祭は、不毛の景観をアートと表現、展覧会の中心へと変貌させます。WMB 3D: 世界一の美女の第3版では、初心者向けに、バーニングマンの独特な世界を超現実的にお見せするため、24時間のフォトジャーナルを3Dでお送りします。
経験豊富なバーナーたちには、プレーヤーとしての全く新しい経験をこちらでしてもらえると思います。WMB 3D 第3版は、iPhone、iPad、Android端末、印刷版に対応しています。
アートクレジット:
フォト by ニック・サグリンベニ
変化の寺院 by インターナショナル・メガトロポリス アートクルー
前を向いて by クリスチャン・リストゥ
H.A.T.U. by テッラ・クロンシー
パラレルライフ by ジョン・ハガー
トロイの木馬 by ダグラス・ベヴァンズ
トラベログ:モロッコ Ⅳ – サハラの月
モロッコのサハラ砂漠、エルグ・シガガで遊牧民の友人たちといるとき、日没後に砂丘を登りたいという想いがこみ上げてきました。どこからも光の妨害が無く、そんな中で天に向かって星をみつめることは、本当の意味で浮世離れした経験になることは明らかでした。
そういうことで、暗闇の中、一人でカメラと水の入ったボトルだけを持って砂丘に向かって歩き始めました。人工的な明かりがどこにもありませんから、迷子になるのは簡単です。暗闇の中で、砂丘はどれも同じに見えました。
一番高い砂丘の頂上に着き、空を見上げると、今まで見たどんな星よりも明るい星がありました。それを写真に収めようと最大限努力しましたが、これは先に言っておかなければなりません。ことばも、ここでいう写真でさえも、自分の目で見るということを表現することはできません。数時間すると、月が地平線から姿を見せ、砂の山を照らしました。みなさん、人生に一度で良いですから、砂漠で星を眺めることをおすすめします。世界が変わりますよ。
以上で4パートにわたったトラベログもおしまいです。わたしを自らの国に歓迎してくれた素晴らしい友達であり、ガイドであるカリム、ヨセフ、タレク、ブラヒムに感謝します。WMB 3D第3版ではわたしの冒険を3Dでお楽しみいただけます。iPhone、iPad、Android端末、限定コレクターズエディション印刷版でどうぞ。
トラベログ:モロッコ Ⅲ- サハラ砂漠をトレッキング
大都市での生活が慌ただしいものになると、地球上のどこかに神聖な場所を見つけ、リラックスしながら自分のリセットスイッチを切り替えたくなるものです。わたしにとっての神聖な保養地のひとつが、モロッコの東南、サハラ砂漠の奥深くにあり、ベルベル人の遊牧民である友人が暮らしています。
北アメリカの砂漠地帯の静穏さは類い稀なものです。実際、完全な静けさというのを経験したのは思い出す限りここだけです。砂たちはこっそりのぞいたりしませんから。その壮大な砂丘に目を向けると、ひとつひとつが荘厳であるのはご想像いただけるでしょう。わたしは遊牧民の友人とアルジェリアの国境沿いをラクダに乗って旅しました。途中で仮設キャンプやテント村に立ち寄ったり、ヤシの木が生い茂り(砂漠基準で)小川が流れる本物のオアシスでのどを潤したりしました。
今回の訪問には、WMB 3D: 世界一の美女 用に素晴らしい景色をとらえるため、3Dカメラを持参しました。モロッコの魔法の全貌をご覧になりたい方は、iPhone、iPad、Android端末、コレクターズエディション印刷版をお手に取ってみてください。
ギャラリーインデックス:
1-5: 野生のらくだとエルグ・シガガの砂丘
7-9: 遊牧民ブオノ村のテント
10-14: サハラの夕焼け時にいただくタジンとお茶
WMB 3D:メラニー・イグレシアスと街に出る
わたしたちの良き友、メラニー・イグレシアスがロサンゼルスのホットスポット訪問に乗り出し、WMB 3D: World’s Most Beautifulをまだ観たことのない人たちに、その目で確かめてもらいました。観客の反応は期待を裏切らず、驚きおびえる人から素直に浮かれ騒ぐ人まで様々。リアルな感想は上のビデオからご覧ください。
WMB 3DはiPad、iPhone、Google Playからお求めいただけます。こちらのサグリンベニストアには部数限定でコレクターズ印刷版もございます。
WMB 3D: ケンダール&カイリー・ジェナー アルティメット・グレイブヤードにて
WMB 3D:世界一の美女の第3版では、この世の終わりを思わせるような記憶に残る一枚を撮るため、わたしが推す期待の若手スター2人をアルティメット・ブレイブヤードへ連れ出しました。ケンダールとカイリー・ジェンナーのファッションには、類い稀なる才能を持つモニカ・ローズが、腐敗するロケ地のイメージを補完するようなすばらしいスタイリングを披露。
メイキング中の舞台裏の様子と、フォトグラファー ジョイス・パークによる素晴らしいプロダクションイメージがこちら。WMB 3D第3版はiPhone、iPad、Google Playで絶賛公開中。撮影を至近距離で体感するにはビデオも要チェック!
クレジット
フォト ニック・サグリンベニ
スタイリング モニカ・ローズ
メイク ギャビー・ラモス・トーレル
ヘアジェイコブ・シャーウッド
スチール ジョイス・パーク for SlickforceStudio
伝説と戯れる:ポール・オーケンフォールドをWMB 3Dに迎えて
憧れの人に会えるのはフォトグラファーの特権の一つ。わたしは1990年代の初めからポール・オーケンフォールドの音楽を聴いています。実際、彼はその頃最もニッチで良い音楽をつくっていた貴重なアーティストの一人です、少なくともアメリカではニッチでした。エレクトロ・ダンス・ミュージックの創設者の一人として、オーケンフォールドは最近ではポップミュージックに取って代わられたいくつかのジャンルを生み出しました。EDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)と、ハウス、トランス、アシッドジャズなど、たくさんの派生・サブジャンルはわたしがAmiga 500でコンピューターアートをいじくりまわしていたデジタルアーティストとしての初期の頃のサウンドトラックでした。
オーケンフォールドさんは親切にも、ラスベガスのコスモポリタンホテルでのライブパフォーマンスの間、WMB 3Dのために彼の冒険を追いかけて写真に収めることを許可してくれました。想像通り、パフォーマンスも観客もとても刺激的で、この長年のトランスファンにとっては、夢の叶った瞬間でした。
数週間後に雑誌の取材で伺うと、ポールは同じようにオープンで、彼の親切に触れて草分け的な存在のDJへの尊敬の念がいっそう深まりました。 iPad、iPhone、Android、リミテッドエディションのコレクターズ印刷版WMB 3D:世界一の美女でポール・オーケンフォールドの8ページにわたる特集をお楽しみください。
WMB:あなたにとってターニングポイントは何だったのでしょう。
ポール・オーケンフォールド: 僕は友達がパーティー三昧の間、シェフとしてトレーニングをしてた。お昼時は10時から3時まで、夜は5時から11時まで、毎日それの繰り返し。それはもう一生懸命働いてたね。20歳になって友達がみんな人生を楽しんでるのを見た。だから試験に合格した直後、自分にこう言ったんだ。「人生はこんなことをしているには短すぎる。音楽をつくる夢を追いかけなければ。もしもだめならそれはそのときだ。いつだって戻ってシェフになることだってできる」
人生において何度か岐路にぶち当たることがある。ほとんどの人にとってそれは家を出るとき。家にのこってママのかわいいぼっちゃんでいるか、厳しい世界に飛び出していくか?家に残るのはもちろん簡単だけど、出て行かないこともわかってる。一生後悔してこそこそと生きていくことはできないからね。失敗したっていいんだ。誰にだってあることだから。でももう一度自分を奮い立たせて挑戦しなければならない。成功とは挑戦することだ。君は取り乱して「僕にはできない」なんて言うかもしれない。でも挑戦している時点で、もうそれは成功なんだ。失敗しているのは挑戦もせずにただ一箇所に30年間も座り続けて「こんなことをやってやる」だとか「あんなことをやってやる」だとか言ってるやつら。そういうやつらは必ず目が覚めて「人生を無駄にしてしまった」と気がつくと、暗い瞬間に直面するんだ。
スタジオ54にこっそり侵入していたりと、初期の頃は悪名高いことで有名ですが。問題児だったんでしょうか?
いやいや、問題児なんかじゃなかったよ。僕はただ若くしてニューヨークに来て、その一部になりたかっただけ。興味をそそられてたんだ。でもクラブに立ち入るにはまだ若かったから、いろんな手を使ってなんとかもぐりこもうとしてた。プエルトリコ人のハーレムの床で寝たりなんかして。お金は無かったけど、その場の空気にインスパイアされた。クラブの中で何が起きてるのか知りたかったんだ。あれは僕の人生において重要な瞬間だったよ。「さあいよいよだ。」僕は偽のIDをゲットしたし、このイギリスなまりがプラスに働くという自信があった。イギリスではIDが無いから、顔を見て「だめ」と言われてしまうけど、アメリカではIDを見せて「僕です」とイギリスなまりで言えば一発さ。
ニューヨークのすぐあと、1987年に誕生日を祝いにイビザに行ったことは有名ですね。この旅行がアシッドハウスの歴史を定義する瞬間として広く認められています。言い換えればトランスの誕生です。何がこの一大旋風を巻き起こしたのでしょう?
きっかけはいくつかあったね。僕の友達がそこにいて。そのシーンは何か新しくて特別な感じだったんだけど、僕はニューヨークで過ごした時間のおかげで既に慣れたもんだった。有名なクラブのオープニングだったんだけど、星空の下で踊るような種類のクラブね。ドラッグと、音楽。伊ビザは音楽の遊び場だった。だから僕は旗を手にもって戻り、「これが僕らがやろうとしていたことだ…」と言ったんだ。
25年という短い間にエレクトロミュージックはそこかしこで聞けるようになりました。ヒップホップにも、ロックンロールにも、ポップにも入ってますよね。何が起こったんだとお考えですか?
今、ハウスミュージックというのはポップミュージックだ。主流のエレクトロ・ダンス・ミュージック(EDM)こそが僕らが80年代にハウスと呼んでいたもの。ラジオから流れてくる音楽は全てEDMに基づいている。ハウスは完璧に主流になってしまったね。
あなたは何にわくわくしますか?
今このとき、まさに自分の現在地だね。みんなの目がこっちを向いていて、僕たちは世界に誇れるものをつくらなきゃならない。僕たちの世界、エレクトロの世界に生きるには良い時代だよ。
若い読者に何かアドバイスはありますか?
ああ、アドバイスならたくさんあるよ。一生懸命働き、自分自身に集中し練習しな。君の時代はやってくる。何においても人生で一番になりたいのなら、練習しなきゃならない。最近の若者のだめなところは、ただ有名になりたがるけど、頑張るのは嫌で、そのために時間を割かないところだ。これは昔はアメリカにおいてだけ言えたことだけど、今じゃ世界中に広まっちまってる。