スーパースターメイキング: ケンダル・ジェンナー, Part 1 of 2

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普段共に仕事をし慣れた仲間が、ある日大スターになるなんてことはなかなかありません。もちろん、その仲間が元々スターであれば話は別ですが…しかし、いつか人々がこの写真を全ての始まりとして振り返る日が来るのだと確信できるように、写真においては特別な力が存在します。

 

先週、クリス・ジェンナーとカーダシアン一族の企画者兼、女性リーダーから彼女の娘(ケンダル)のウィルヘルミナ・モデルブックへの撮影依頼を申し込まれるという幸運が私に舞い込みました。彼女は先日のキム、クロエ、カートニーへの撮影振りを非常に気に入ってくれたようで、今回のケンダルにも同じように撮影してほしいとのことでした。驚くべき事実に彼女はまだ若干14歳とのことです。

 

ケンダルは非常に強い気持ちの持ち主でした。水に濡れたり、鋭い岩の上に乗り上がる撮影などにも純粋に首を縦に振り、アートになり得る撮影であればどんなものでも受けると答えました。姉妹らのこともあり、彼女のことは簡単に信頼することが出来ました。ウォーミングアップなんて意味がないですし、どのモデルにも行うように、まず最初に彼女にも一番難しいものを要求しました。彼女を太平洋に浮かぶ岩の上へと案内したところ、荒波が彼女の背中を打とうとも、ケンダルは見事な表情の明るさとともにプロフェッショナルなポージングを見せてくれました。

 

これ以降の撮影に関しても素晴らしいものが続き、ケンダルの一つのセットで学んだことをすぐさま次のセットで実行できる学習スピードの速さには驚愕させられてばかりでした。モデルには21歳(私の撮影における平均年齢)までに、各自、鏡などを使って自らのポージングをチェックし自分のスタイルを持ち合わせてもらいたい考えています。しかし、有名モデルの血を受け継ぐ彼女は、14歳で今までにほぼ経験が無いにも関わらず、彼女の才能は場外ホームラン級のものでした。

 

 すでにE! News、 People、 In Touch、 Extra、Access Hollywoodなどで特集されているように、このショットが巻き起こした、大旋風は私が予測できるものではありませんでした。この写真は若いモデルにとっては刺激的過ぎると感じた人もいたようです。(サンプルビデオはこちらから) ですが、フェアに考えるには、ファッションモデルとグラマーモデルの間にしっかりとした区別を付けるべきではないでしょうか。アドリアーナ・リマ、ブルック・シールド、ミランダ・カー(挙げればキリがないですが)の若い時代に目を向けると、彼らの雑誌は16歳未満でもありながら、それこそ刺激的なもので埋め尽くされています。そしてそれらが彼女らをスーパーモデルへと導いたのです。私の意見としては、その写真が趣味よく撮るれている限り、分厚い服を着てようが、水着であろうが変わりありません。この写真はPG-13に合わせた、健康的な撮影を意識しました。

 

この撮影に際し、スタイリストモニカ・ローズには特別な感謝を述べなければならないでしょう。彼女はいつものキムに対しての衣装のようにすばらしく、そしてパソコンにて全てのフレーム映りが完璧であるかを確認することはもちろん、ケンダルを暖めようと、ローブとタオルを抱え、震えながらも寒いビーチで待ち続けてくれました。本当に最高です!XO

 

クレジット:
衣装スタイル: モニカ・ローズ
メイクアップ: ジョイス・ボネリ
ヘアー: ロブ・スチッピー
プロダクションスティール: デリック・エスクリッジ & クリスチャン・エイリアス

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